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3年生の選択科目である商品開発において、今年度始めから取り組んできた さつき福祉会さつきのびすけ亭クッキーの「パッケージデザイン」 と 美味しい「トマトクッキー」がカタチになりました!
パッケージデザインは、デザインについて学んだあと、生徒1人が1デザインずつ作成し、その中からさつきの方々で最終候補を選んでいただきました。そのデザインに、さつきの方の要望などを入れて何パターンか再デザインしました。再デザインした候補の中から、生徒達で1つに絞り、最終デザインを決めました。びすけ亭のローマ字表記について、黒い文字に白い影をつけたほうが見やすいのでは?や、食べた後にパッケージからメッセージが見えるのは面白いのでは、など、本当に様々な意見がありましたが、最終的には、「クッキーがおいしそうに見えるパッケージ」が出来上がり生徒達もホッとしています。トマトクッキーのパッケージには、「カゴメトマトピューレー」を使っていることを、とまてぃーぬのイラストとともにPRするシールもデザインし、貼っていただいています。
トマトクッキーは、6月頃からまずは「東海市のおみやげになるクッキーを作ってはどうだろう」という意見から始まりました。最初はトマトクッキーと決まっていなかったのですが、東海市=トマトのイメージからトマトクッキーがよいだろうということになりました。さつきの方から、「以前、トマトクッキーを試作したことがあるけれど、なかなか美味しくできなくて苦戦した」との話もあり、トマトの味については、カゴメさんの力を借りてはどうかということになり、カゴメさんにお願いをしたところ、快諾いただきトマトクッキーの開発が始まりました。「小さなブロックチーズ入り」「ドライトマト入り」、「ドライトマトがトッピング」「まさかの紅茶とのコラボ味」「トマトピューレーではなく、トマトケチャップ味」「岩塩入り」などなど、本当に沢山の試作を作っていただきました。それぞれに美味しかったのですが、色々入ると好みがはっきりと分かれることが多く本当に悩みました。何度かの投票の結果、最終的にシンプルな味のものに落ち着きました。試食した生徒の中には「トマトが苦手」な者もいましたが、決定したクッキーは「美味しく食べられる」と言っていたので、コンセプトを「トマトが苦手な人でもおいしく食べられる」としました。
2020.03