校長挨拶
本校は、昭和46年に開校し、昨年度、創立50周年式典を挙行することができました。
今年度から、「総合情報科」に学科改編し、校名は「東海樟風高等学校」に変わり、ICTフロンティアハイスクールとして、社会に求められ輝き続けることができる人材を育成する単独商業高校となります。
プレゼンテーションルームや高性能パソコンルームも新たに整備され、商業ビジネスを基盤として、ICTを活用した、デザイン系・プログラミング系・マーケティング系、システムエンジニア系・ファイナンス系の情報分野に関する学びを進めます。「商業」の科目だけでなく、専門教科「情報」に関する科目も学習し、国家資格である経済産業省主催の情報処理技術者試験にも合格者を輩出しており、多くの卒業生が、各企業において中心的な役割を担う人材として活躍をしています。
校訓は、「聡(そう)・慈(じ)・健(けん)」です。より聡(さと)く、より慈(いつく)しみ、より健(すこ)やかに、という意味です。そして、社会人基礎力としての「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」を身に付け、社会に貢献できる力を養うことを目標としています。
本校では、地域貢献活動を積極的に行い、地域で開催されるイベントにも参加しています。生徒が考案したキャラクター「オニオンマン」と「とまてぃーぬ」と「てっちゃん」に加え、昨年度から「ランちゃん」も妖精として着ぐるみ化しています。「東海市まちづくり応援大使」としてイベントに登場し、東海市民の方々から親しまれています。近年は、コロナ禍のため、各種イベントに参加できない状況が続いていますが、制限のある中でも、できうる限り努力して地域貢献に力を注ぎ、活性化を図っています。
生徒たちは、感染予防に配慮しながら、グラウンド、体育館、テニスコートをはじめ校内のいたるところで、部活動や学業に熱心に取り組んでいます。色々なことに挑戦し、感動し、生涯の友人と出会うことができる学校が、東海樟風高等学校です。
教職員一同、一人一人の生徒を大切にしながら、地域や社会から信頼される学校を目指し、誠心誠意頑張ってまいります。
保護者の皆様、地域の皆様には、ご理解とご支援を何卒よろしくお願いいたします。
校長 森 尚久